2019年3月に第3子となる2946gの男の子を出産しました。
この記事では経産婦の私でも陣痛が遠のき、しまいには生死を争うような体験をした、陣痛開始から出産までの記録、私が今回の出産を通して初めて体験したこと、改めて実感したことを書いています!
「3人目は生まれるのが早い!」
「陣痛が来たらあっという間だった!」
と、妊娠中に友人や助産師さんに言われ続けていましたが、私が3人目にして体験したのは全くの別物でした・・・。私自身も3人目ならお産もスムーズだろうと思っていたからです・・
陣痛が長引いたり遠のいてしまうと焦る気持ちはとてもよくわかりますしメンタル的にも辛くなりますよね(;;)私の体験になりますが、こういうパターンもあるんだなと頭の隅に入れておいて頂ければ幸いです!
この記事の具体的な内容としては
・陣痛開始から出産までの記録
・3人目にして初めて体験したこと
・経産婦でこれから出産を控えているママに伝えたいこと
私も長引く陣痛に不安を抱えメンタル的にも辛かったですが、乗り越えることができたので大丈夫です!生死の危険も伴うお産でしたが今現在母子ともにとても健康で元気に過ごしているのでこの記事を読んで今ある不安が少しでも解消されることを願ってます。
今回は私が3人目にして初めて体験した出産レポを含めこれから出産を控えているママにむけてまとめていますし、最後に伝えたいことがあるので少し長くなってしまいますが最後まで読んでいただければと思います♩
Contents
経産婦なのに陣痛が長引いた・・・

陣痛の前触れである前駆陣痛・・・
私は1人目出産の時からありました!
夜中に「痛いなぁ。。陣痛かな?」
と時間を計ってみるも寝落ちして朝方にはおさまっていたり、というのを何日も繰り返していましたね・・・
1人目の時は「陣痛きた!」と思って産院に行くものの、NST(ノンストレステスト)をつけた途端に遠のいて翌日一時帰宅・・・というのを経験し、陣痛と本陣痛の見分けもつけられないほどでした・・
今回も生まれる1週間くらい前から前駆陣痛があり、「今度は帰されないように家で耐える!」と、学んでいたので規則的な痛みが続くまでは自宅待機してました!
前駆陣痛が長引いて精神的に参ってきていたのを今でも覚えています・・笑
3人目の陣痛がスタート!

3月某日。朝6時から5分間隔で痛みがあり、旦那さんにおやすみを取ってもらい、上の子供たちを保育園へ預けたあと、病院へ向かいました!
3日前の健診の時に、子宮口2㎝開いていたので、
どのくらい進んでいるかな?
と期待していたらまさかの2.5㎝しか開いておらず、、
「この痛みで・・・」とショックだったのを覚えています。
規則的な痛み+3人目ということで即入院になりました!
子供達のこと・・・
陣痛が始まった時のために一番に考えた子供たちのこと。事前に私が出産の際はすぐに旦那さんがお休みが取れる状況+実家から母親が来てくれるということが決まっていたので、さほど心配はいりませんでした。今回の出産は平日、早朝からの陣痛だったこともあり子供たちは保育園へ行き、すぐに母親へ連絡し旦那さんも職場へ連絡できたのでスムーズにできました。4日間の入院中の心配もほとんどありませんでしたね。
今回はスムーズに進みましたが、実際どうなるかわからないことなので、事前に保育園のことや陣痛が始まった時、入院中のことなどきちんと夫婦で話し合っていると慌てずに済むと思います♩
陣痛がなかなか進まない・・・

「3人目だからきっと進むの早いねー!」と助産師さんから言われ、
「あーいよいよ今日か〜!」と覚悟を決めていました。
実際は痛みも朝よりは軽く、あれ・・普通に動ける・・・
頭をよぎるのは「一時帰宅」の文字・・・。
帰るのだけは嫌だ!と院内の階段を登り降りしたり、スクワットをしたりと、とにかく陣痛が進むように動いてました!
助産師さんにもたくさん動いていいよ!と言ってもらえたので遠慮なく動いてましたね。笑
お昼に内診するために呼ばれ、診てもらうも2.5㎝から変わらず・・・
とりあえずNST(ノンストレステスト)を付けたまま様子を見ていると3分間隔の痛みに!
「お!来た!」と同時に呼吸法をしなくては辛い状態で
「このまま進んで・・」と願うも30分後くらいには遠のくという。。
ついにそのまま夜を迎えてしまい、陣痛室で過ごすことになりました。
助産師さんに
「経産婦さんでも長引くことあるからね〜今は寝れる時ゆっくり寝て、出産に備えよう!」と励まされ合間に睡眠を取りました。
気づけば朝・・・内診しても2.5㎝から変わらず、
「気分変えにお部屋で朝ごはんでも食べてこようか〜」と言われ部屋についた途端なぜか号泣・・。
きっと焦りがあったのだろうなぁ・・・。泣きながらもあぐらの姿勢で朝ごはんを食べる。もうずっと不規則な痛みが続いてる状態で
精神的に限界だったのを覚えています・・泣
そして朝ごはんを食べ終えた後に内診し、そこでも子宮口の開きは変わらず。
助産師さんが
「赤ちゃんの体重も大丈夫だしもうここまで来たらお母さん早く産んであげたいでしょ?促進剤使う?」
と一言。旦那さんの仕事のこともあったので即答で了承しました。

「促進剤を使うとすぐに痛くなる。」
という話しを聞いていたこともあり3人目にして初めての促進剤なので緊張しましたね。
促進剤は少しずつ投与する量を増やしていくそうで、始めのうちは余裕で過ごせていましたが、陣痛間隔が7分と一定になりました!
促進剤を使用している間はトイレもOK食事もベットの上で取るような感じでした。
投与し始めたのが午前10時頃。夕方には会えるかな〜と言われ更に緊張・・・
どんどん強くなる痛みに耐えながら
お昼ご飯を陣痛の合間で食べ、出産へと備えました。
陣痛が進むも赤ちゃんが降りてこない!?

陣痛間隔3分になった時
今までの痛みとは比べものにならないほどに変わりました・・。
陣痛が始まるたびに痛み逃しをし、助産師さんに腰をさすってもらいながら子宮口が開くのを待ちました。
陣痛間隔3分を20分くらいでしょうか?耐えた後に内診をしてもらうと(この時点で内診すらされるのが嫌だった・・・。)
「え、嘘、3㎝しか開いてない・・。」と助産師さん
上の子2人の時は陣痛間隔3分で7㎝まで開いていたのでこの声を聞いて絶望的になりました ( ; ; )
するとベテラン助産師さんがやってきて、
「進んでるよ上手だよ!でもちょっと赤ちゃん出てくるところが開かないから注射してもいいかな?」
と、一言。私は即答で頷きました(><)

注射後すぐにお産へ

まずは片方の腕に注射を打たれました!痛みはやはり続くものの、注射後に内診してもらうと4㎝に開き始め、「このままお産できるからね!もう少しだよ!」と声をかけていただきました!
それでも開きは悪く、再度もう片方の腕に注射が打たれ、そこからが早かったですね!
注射を打つ時にはすでに陣痛間隔1.2分だったのでとにかくお腹の赤ちゃんに酸素を送ることだけを考えて呼吸していました。内診してもらうと5㎝に開き、いよいよお産へと助産師さんたちも準備に取り掛かかり始め、
気づけば分娩室には女医さんが数人集まり、立会いを希望していなかったからか、1人の助産師さんがずっと手を握って励ましてくれていたのを覚えています!
「ちょっとお母さんイキんでみようか〜」と言われ軽くイキむと何かがハマったような感覚が・・・それと同時に破水!助産師さんにかかる勢いでブシャっと出たようです・・
「もう息止めて思い切り息んでいいからね!」と言われ2回陣痛を耐えながら3回目のいきみで無事第3子を出産しました!
出産後に知ったこと

出産を終え、カンガルーケアの後、赤ちゃんの測定をしてもらっている最中に私は切れたところを縫う作業が行われていました。
その時、助産師さんに
「赤ちゃんの首と体にへその緒が巻き付いていたの。そりゃ降りてこない訳だね。お母さんも赤ちゃんも頑張ったよ!お疲れ様!」と言われ号泣しました。
妊娠糖尿病が原因?!
私は妊娠初期の段階で「妊娠糖尿病」と診断され、それも原因なのでは・・と陣痛が進まない間とても心配していました。
ですが、それは関係なく、
「赤ちゃんの首にへその緒が巻きついていた」ということだったので妊娠糖尿病が原因ではないと分かり、ホッとした反面「へその緒が首に巻きついていた」と聞き、この日に出産できずに過ごしていたら赤ちゃんも私も危険な状態になったに違いないと身震いしました。
これから出産を控えているママへ

3人目を出産して
「経産婦でも長引くし、同じ出産はない」と身をもって体験しました。
陣痛が来た!と覚悟を決めるものの私のように全然進まない人もいれば、冒頭で話したようにあっという間にお産が進む人もいます。
一つ言えることは「なんだかいつもと違う気がする・・・」と感じたら躊躇せずに産院へ行くことをおすすめします。
私も今回、長引きはしましたが「いや、いつもと違う」と思いすぐに産院に行ったことで今回のお産のようになりました。予定日より2週間早かったですが、赤ちゃんの体重も正常で問題なかったので促進剤を使ってでも早く出産することができてよかったと本当に思います。
幸い陣痛中も赤ちゃんは元気よく動き回り心音も正常でしたが、赤ちゃんが出てくる間際に心拍が下がったと出産を終えた後に聞きそれもへその緒が首に巻きついていたことが原因かもしれないと助産師さんに言われヒヤヒヤしました。
ママの勘は当たります。
何かあってからでは遅いので、私のように
「いつもと違う」
という感情になったらすぐに産院へ駆けつけてください。
あくまでこれは私の体験なので絶対に同じとは言い切れませんがこれから出産を控えている方の参考になれば幸いです。